株式会社フロリスト花正

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2020年10月の言葉2020.09.29

2020年10月の言葉

お彼岸が済むと、昔のことわざにあるように、この2,3日前から、急に朝晩が寒いと感じるくらいになり、昨日は富士山に、初冠雪が見られたようです。

9月初旬、世界文化遺産である醍醐寺へ。
京都八条口、東詰めより醍醐寺行のバス乗車。 京都市内を縫って走ると思いきや、八条口から京阪バス山科急行線で新十条通りを走り、約30分で醍醐寺に到着。
境内は、地道なので、思いのほか涼しい。豊臣秀頼が再建した西大門(仁王門)をくぐり、金堂を左に見ながらまず、五重塔を見上げると抜けるような青空に、ところどころ白い雲がかかり、建物を下から見上げると重厚感のある幾何学的な木の組み合わせが幾重にも並び、遠くから見るバランスと下から見上げる木組みの素晴らしさ、醍醐天皇の菩提を弔うために、朱雀天皇が起工、村上天皇の天歴5年(951年)に完成、京都府下最古の木造建築。

東へ道をすすむと無量寿苑の朱塗りの橋を渡り弁天堂へ、西国第11番札所の准胝観世音菩薩は、「子授け」の観音様。残念ながらコロナの関係で訪れる人も少ないためか、竹作りの柵がしてあり拝観できませんでした。
歩を進めると、人々を禍から守り続けている「五大明王像」が祭られている不動堂。
次に、醍醐寺の本堂である金堂(国宝)は豊臣秀吉の命により紀州(和歌山)から移築されたものです。

 

本尊の薬師如来坐像は病気を癒し、苦しみを除く仏様、両脇侍の日光、月光菩薩立像とともに重要文化財に指定されています。
元の仁王門を出て、唐門を右手に見ながら三宝院へ。 慶長3(1598)年春、秀吉によって催された「醍醐の花見」の後には紅葉狩り、などを催しこのようなことを契機になり、特に、三宝院の庭園は、秀吉自らが縄張りし、覇者の証とされた名石「藤戸石」を聚楽第から運び込むなど、天下人の庭として知られている。

この日は、コロナの関係もあり霊宝館、茶店、売店、食事処は閉じられており拝観なさっている方もこの広い境内に10組もおられたかな?と思われるぐらい。
おかげさまで、人の後をついて回るでなく「ゆっくり、のんびり」とお寺の雰囲気の内に溶け込みながら、携帯ではありますが、心のままにいい角度から写真に収めることができました。
気分よくそのまま歩をすすめ地下鉄の醍醐寺駅まで約1.5Km、家を出てから帰るまで19,997歩です。

 

沢山あるいたわりには、地道で気分よくゆっくりと、楽しみながら心洗われる気もちで、拝観できたので帰ってきてからの犬の散歩も、いつもより足取りが軽く感じられました。

今年度、毎土曜日ボランティアでお手伝いに行っている中学校の花壇と校門を含めて、まちなみ・花づくりコンクールで、「優秀賞」。まちかどガーデン部門で「最優秀賞」に選ばれ同時受賞しました。

2020年9月29日 西井忠義

 

 

 

 

2020.09.29 Tue
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