株式会社フロリスト花正

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2020年12月の言葉2020.12.01
2020年12月の言葉

今も続けているテクテクランニング。今頃の朝は6時前でも真っ暗です。この一週間ほどは、良く冷え込み星もよく見えます。東南に輝く金星「明けの明星」の名前ぐらいしかわかりませんが、南星の方角、西の高いところが、いつもよく見えるのですが11月28日29日の両日は、なぜかほかにもたくさんの星を確認することができました、

11月24日(火曜日)何十年ぶりかで嵐山に出かけました。阪急の嵐山駅を降りて渡月橋を渡り紅葉が散り始めた天龍寺本堂参拝。1339年吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢想国師を開山として創建した。大方丈、書院などを拝観、庭に回り曹源池を巡って北門出入り口から大河内山荘へ。時代劇の名優大河内伝次郎(1898~1962)が34歳から64歳で逝去するまでの、30年の歳月にわたり小倉山の南面に、こつこつと作り上げた回遊式借景庭園です。
小高い山の石段を上りつめたところに、市内が展望できる見晴らし台があり、正面を仰ぎ見ると比叡山があり、右手を見下ろすと桂川が流れ右の方には京都タワーと市内が一望できる素晴らしい位置にあります。
青々とした手入れの行き届いた竹林を抜けるとトロッコ嵐山駅を通り過ぎて常寂光寺。ここも小高い山を巡るように本堂、妙見堂、多宝塔、庫裡が配置され斜面には舞い落ちた紅葉の葉が、色鮮やかに敷き詰めたように。参拝に見えられている方々は、この景色に目を奪われるように、立ち止まって見る人、デジカメや写真機に収められる人がほとんどで、だれもが足を延ばして「よかった」と実感できる心に染み入る景色でした。
落柿舎を巡り、京福電鉄の嵐山駅の前に出る商店街を散策。昔の私の記憶にあるさびれた商店街でなく、若者向けの食べ物や京都の名物が軒を連ね、コロナがまた増えてきているにも関わらずたくさんの人でにぎわっていました。
渡月橋をわたり寺々や山荘をめぐって行くと名所、旧跡に行き易いように表示板が各所にあり、足元には行燈が5m置き位にずーと各所に行く目印として並べてあるので、表示板とともに目的地に行くのに不便は覚えませんでした。

    

帰りの電車の中で友達とも話していたのですが、わたくしの実家は東山通りに面した泉涌寺からJR東海道線が走る今熊の商店街にあるのですが、シャッターが下りている店が多く、営業している商店も数少ない状態です。
近くの東福寺は紅葉でとても有名で普段であれば、JR東福寺駅は1回に乗車できないほど人であふれています。
近くに泉涌寺、智積院、三十三間堂、国立博物館、清水寺、円山公園、知恩院と一連につながる名所があり、知恵を絞ればこの商店街も活気を取り戻せるのではと思った次第です。

皆さま良い年をお迎えください。
コロナにかからないように、お互いが気を付けて、、、

来年もよろしくお願いいたします。 
2020年12月1日 西井忠義

2020.12.01 Tue
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