株式会社フロリスト花正

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2020年3月の言葉2020.03.01

今年は、冬らしい冬もなく、外のバケツの水がうっすらと凍ったのも、2,3回程度。
過ごしやすい冬と思っていたのですが、1月初旬に中国でコロナウイルスが発生。わずかですが 死者も出たと報じられていました。
まだまだ、遠いところの話と他人事のように聞いていたのですが、2月に入ってから日本でも急に騒がしくなり、この20日には自分の足元まで来ているではありませんか。

学校関係の卒業シーズン!!
縮小する学校、延期、取り止めにする学校等々、他のところを参考にしながら、決定されているご様子。
このような、コロナウイルスの病原菌によって、いろいろ変更せざるを得ない卒業シーズン。

考えようによって、この機会を活かして一生の思い出になるような、卒業式にする工夫はできないものか? 来賓の方、父兄の方は、参列していただけないことは仕方ない事として、大きい体育館、講堂であれば、一人ひとりの間隔を1mずつ空ける。教室ごと、学部ごとに分けて、校内放送をする。
毎年恒例のように行われている当たり前の卒業式でなく、この年だけにしかできない、自分たちだけの卒業式があっても良いのではと考えます。

一番社会に出て役立つのは、今年のような事が起これば、自分が小さくても、大きくても、組織のトップに立っている時、どのような判断を下すのか?
通常の授業でする事なのかもしれませんが、この卒業シーズンだからこそ。
卒業式のこの日に、自分自身で考え書き残す。
小学生は小学生なりに、大学生は大学生なりに。
下した判断で、報道陣や他の人から違った意見を言われても、なぜ自分はこの様な判断を下す結果になったかを、責任を持って対処できるように、判断の経過なども添えて。

また、コロナウイルスについていろいろ間違って伝えられているデマや偏見をなくすためにも、正確な対策の仕方を考え学ぶ。
例えば、専門のお医者さんに来てもらい、講演をしていただき、正確な知識情報を家族や町内、知人に伝えうる、そのような素晴らしいボランティア活動をするのも良いのでは?

とにもかくにも早く コロナウイルスがなくなることを祈っています。

2020年2月28日
西井 忠義

 

2020.03.01 Sun
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