株式会社フロリスト花正

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2021年4月の言葉2021.03.31

お彼岸も過ぎて、桜の花がほころび始めました。

この1月までは、店を終わり夜空を見上げると、南の方角と少し南西の方向に輝く星と2つだけがよく見えました。昔はたくさん無数に見えた星空が自分の目のせいかなと思いつつ、環境のせいだろうとも考えていました。が、この2月の後半からは以前に近いほどの星の数が確認できます。今月はこのことを書きます。

2月に書きましたが、免許証の書き換えで眼鏡では視力が回復できないことがわかり、白内障の手術をすることになりました。1.近くがよく見える 2.遠くがよく見える 3.遠くも近くもよく見える多焦点レンズがあります。
私は多集点レンズを選びました。最初に右目、1週間空けて左目を手術しました。
手術の3日前より朝、昼、夕方と1日3回目薬を差します。
手術当日は、1時間前に入り麻酔などの目薬をさします。そして手術前に目のどこにメスを入れるのかを前もって目に線を入れていきます(建築の墨打ちのように思えます)。時間が来れば手術室に入ります。
手術台に上がると名前の確認があり、仰向けになり右目に瞬きができないように、布状のものが張られ、目に麻酔をかけられ、始まります。目の表面に何かが触っている感覚とゴロゴロとした感触がつたわります。丸い円が3つ見えるのと光るものが見えていますが、痛みは全然感じません。
感覚的には7,8分経ったかなーと、少し緊張感が緩んできたところで手術は終わりました。
ベタッとガーゼ状のものが右目いっぱいに張られ、手術室を出ます。
受付で薬の処方と、次回予約と今後の説明を受けます。薬局で薬をいただき、その日は食事と蒸しタオルで顔を拭く程度で、寝る時も眼帯はしたままです。
手術翌日に検査があり、透明の眼帯を1週間。1日24時間かけかけたままです。
そして、3種類の目薬を・朝・昼・夕方と1日3回、薬と薬の間隔を5分以上空けて使用することになっています。
目薬が無くなるまで約一か月間続けます。
後は、1か月おきの検診で良いようです。

今回、診ていただいたクリニックの先生は、「順調ですよ」「うまくいきましたよ」「問題ありませよ」「うまくいってますよ」等々、前向きの明るい声の言葉に初めての手術なので、大変安心と希望が持てました。
スタッフの方々も温もりのある言葉と行動、患者さんに寄り添っておられるのにも救われました。
一つ行動を起こすのにも、例えばAさんに「きょう、保護するメガネか眼帯もってきてる?」「箱を出してくれる」「箱を開けるよ」「メガネを取り出しますよ」「箱はいらないので、付添いの人に渡しますね」とどの患者さんにも、何をこれからするのか、判りやすく言葉を添えて、時には手で支えてあげて、思いやりの言葉と行動にどれだけ患者は、安心できることか、、、。年寄りが多いこの頃大変有難いです。

私の店でも早速、このように「思いやり」「判りやすさ」の接客を心がけるように、指導しております。

2021年3月30日

西井忠義

 

2021.03.31 Wed
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