株式会社フロリスト花正

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2022年1月の言葉2022.01.04

明けましておめでとうございます。
今年も、何人かの年賀状に「ブログ読んでいるよ」の声に励まされて、、、。今年もまた、拙い文章にお付き合いください。

今回は、青少年への接し方と私も含め高年齢の方々の生き方、接し方を考えてみようと思っています。

わたくしの家内は、国際的なフラワーデザインのコンテストでも、残念ながらゴールドは取れませんでしたが、2位、3位にあたるシルバー、ブラウンの賞をいただいております。 今でも発想力があるのか、遠く沖縄や北海道からも家内のレッスンを受けに来られております。

7,8年前に家内は椅子から落ちて、打ちどころが悪く頭、肩、肋骨それぞれの骨を折りました。また5年ほど前に大たい骨の手術、3年前に乳がんの手術。それぞれに克服して少し前かがみで、ペンギン歩きをしておりますがその気力には敬服しております。 フラワーデザインの仕事があったればこその回復力だと思っております。
最近も、よく目まいがするのと、高血圧で朝から「しんどい、しんどい」と言い近くの医者まで車で送っていきます。
帰りは歩いて帰ってくるのですが、必ずと言ってもいいほど、近くの公園や街路樹でいろいろの朽ちた皮や木々を袋に入れて持って帰ってきます。
だれが見てもゴミ同然のもの!!
それを使って家内がデザインし作品に仕上げると、そのゴミ同然の木々、皮が活き活きと輝きます。
人も一緒だと思います。見い出し、引き出せる力のある人。見る目のある人。活用できる人。見出されたら答えられる努力をする人。それぞれがうまくかみ合うとよいのですが。
四角い箱に、ゴミを捨てるときにたいていの人は、真ん中近くに捨てるので山のようになり両脇が空き手や足で両脇に寄せる作業をしないと沢山入りません。最初から両脇に入るようにゴミを入れると勝手に真ん中にも入っていきます。
学校でも隅にいる落ちこぼれそうな生徒に目を向けていると、勝手に真ん中の生徒も目に入ってきます。

若い子を育てるには、見出し育てる力、情熱ある実行力そして育てる人自身も切磋琢磨して磨かないとと考えます。

この年末も、例により「しんどい しんどい」と言っていた家内が店の子に山に連れて行ってもらいました。
店の子いわく、先生は、山の少々の斜面でも目的の枯れ木があると、嬉々として登っていき、帰ってきたときには目も輝き背筋も幾分伸び活き活きとしております。

今年の生活の参考にしていただければ、幸いです。
私は肺と心臓が弱いので、今年から太極拳を習いに行こうと思っております。

今年もよろしくお願いいたします。

2022年 1月 4日  西井 忠義

2022.01.04 Tue
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