株式会社フロリスト花正

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2020年2月の言葉2020.01.29
20202
今年はやはり暖冬なのか、手足にしもやけは少しできるが、あまりひどくならないまま、いつの間にか、治っていることが多い。
枝物にしても、啓翁桜(けいおうさくら)や山茱萸がたくさんでてくるので、何もかもが前進して出てきているように感じる。

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今まで、死について考えたことは一度もなかったのですが、最近親しくしていた人が亡くなったり、脳梗塞で話が出来なくなるとともに、顔を見ても誰だか、わからなくなる人、元気にしていた人が急に寝込まれたり、と最近私のまわりで急に見聞きするようになりました。そのような年齢に来たことを実感します。
死ぬときは、眠る時と一緒でだんだんと意識が無くなり、暗闇の世界に入って目が覚めないのかな?・・・・・
葬式は、お寺で、会館で、自分の家で、店先で、と何となく考える。
誰かれなく知らせて沢山の人にお参りしていただくのは好まない。
店先に御棺をそえて頂き、2日間お参りしたい人が自由お参りできる、花は季節の花
例えば今であれば、チューリップの柔らかい色合い,雪柳もよしなどと想像する。

 

先月書いたように、何か若い人にできる機会があれば、出来る範囲で行動に移したいと思っている。その手始めに、一番身近な孫に今まではこの様にしないとダメ、こうあるべきだ、と時には高圧的に厳しく伝えていたが、本人が委縮してしまい良い結果は得られていない。
例えば、ゆとりを持って暖かく包み込むように、朝起きてきたときにはニッコリ笑顔で「おはよう」と迎える。そして、さりげなく野菜ジュースを手渡してやる。こちらの温かい思いが何となく伝わる様に心がけ、ゆっくり、ゆっくり温もりのある言葉、行動を取りながら絆が深まり、お互い心を開き。自然のうちに会話が進み、いつのまにか躾もできていた。と考えています
背中をみられても、背筋が伸び素敵な後姿を心がけたいと念じております。

2020128日  西井 忠義

 

2020.01.29 Wed
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