株式会社フロリスト花正

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2020年7月の言葉2020.06.30

今年の梅雨は、雨が降る日が少なくて、朝、散歩をするときにアジサイの花が、今の季節よく目にするのですが、最近はとてもカラフルです。しかしどの花の色も、雨が降らないためか今一つ瑞々しいきれいさに欠けます。

今日も、ラジオのニュースを聞いていると、東京と北海道のコロナの感染者が高い数値を示している。
そのコロナの影響が、こんなところにも大きく影を落としています。
大阪の鶴見にある市場は、コロナが大阪で発生以来(3月下旬)市場は閉鎖されたままです。
商品を購入するのには、WEB(ウエブ)と言って、パソコンの画面に商品名、産地、値段などが表示されているのを、パソコン上で先に購入して、残った商品が翌日の朝にもう一度セリにかかります。
残った商品は、先にWEBで購入するより基本的にセリで購入する方が、1割程度安いことが多いです。
しかし、商品の数量によって、はやくWEBで購入しないとセリに残っていないことの方が多いので、割高と分かっていても、セリ場と違いパソコン上で、「だれが」「いつ」購入するかわからないので、先に購入する商品数の方が多くなります。大阪の市場は日本でも3番目に大きく、大口の買参人がいるためと考えます。
恐らく、今までと違い価格が安定しているので、生産者の方は喜んでおられるのではないかと思います。
市場は、聞くところによると夜に入荷してきた商品を、仕分けするのに150名ほどの人員がいるそうです。そして、朝にセリが始まると、買参人の方々が買われた商品を仕分けするのに同等の人員がいるそうです。
コロナの第2波が来るかもしれないことや、市場の従業員対策などがあり、このまま市場は、セリ台でのセリはせずに今の状態の在宅セリを進めています。その上朝に行われていた在宅セリを、夕方にし商品を朝に取りに行くという方向で話は決まったようです。
今までと違い、商品を前もって手に取ってみたり、実物を見ながらのセリとパソコンでの写真とはやはり大違い、良いものを購入するのには、良い産地、良い生産者、良い品種などを再確認することから手を付けなければと思っています。
細かいことでは、パソコンの操作や営業時間中の仕事の進め方です。しかし、この事でよいと思われることは、今まではわたくし一人で仕入れをしていたのですが、パソコンで購入できるので、次の仕入れをする人を育てるいい機会かなと思っています。
これを機会に、わたくし自身も仕事人間から少しはゆとりを持って、何か趣味を探せればと考えております。

202年6月30日 

西井  忠義

2020.06.30 Tue
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